麻雀との出会い(2)

麻雀との出会い(2)

((まあ、負けなければいいんだろ、なんでもいいからかかってこいや!))

と勝負に臨んだが、その結果は散々たるものだった…。

ルールの理解不足を何度も指摘され、スピードが早いため見逃しを連発し、チョンボも数回し…。
ボコボコにやられた。レベルが違いすぎたのである。洗礼とばかりに1万円負けた。

(今思うと、こんなドヘタレベルで点ピンで勝負を挑むなんて相当なバカである。
4つ下のいたいけな新入生の初心者の後輩からそれを遠慮なくちょうだいしていた先輩たちもなかなかの図太さであるが(笑)

1万円という額そのものについてはそれほどショックは受けなかった。
というのも、私は高校生の時からパチスロで小遣い稼ぎをしていたので、詳しくはここでは書かないが、1日に−7万から+20万といったこともざらに経験していたのである。

しかしそれでも負けたことについてはショックだった。次は勝てるはずと思った。
このときはまだそれくらいの気持ちだった。





その後も何度かその先輩たちと卓を囲んだ。
しかし何度やっても勝つことはできなかった。
朝まで打って、トータルで2位がやっと。
ほとんどの場合3位か4位となり、多いときは10000円負けた。
ことここに至りようやく麻雀に対する見方が変わる。麻雀は運だけのゲームではない、と。俺が弱いんだな、と。

それまでは勘違いしていた。やり方さえ知っていれば、あとはほとんどその日の運の良し悪しで結果が決まるものだと。
そして麻雀におけるテクニックなどはほとんど気休めみたいなもので、今の俺くらい知っていればもうテクニックうんぬんはほとんど関係ない、差なんてないと。

しかし、ここに至って認めざるを得なくなったのだ。
実力がはっきり結果に影響を与えることつまり自分のヘタクソさを。

次の日から私は勉強した。まずルールと役見直し確実に覚えることにした。
そしてハンゲームの麻雀で打ち込む。麻雀サイトで勉強。等。

そうすることで、知らなかったことが山ほどあることが分かり、麻雀の真の面白さが分かってきたのである。

ベタオリや回し打ち、壁といった技術があることを知った。私の麻雀は幾分マシになった。

それでも、符計算等のメンドウなものはやはり覚える気にはならなかった。

2年生の春にはその先輩たちは卒業してしまったので、厳しい麻雀を打つ機会はずいぶんと減った。



麻雀熱が再度沸き起こったのは私が4年生になってからである。

友人のカツマサが麻雀に熱をいれているようで、私もしばしば誘われるようになったのである。

カツマサとは前にも打ったことがあり、その時は私と大差がなかったのだが、大分強くなっているようだった。
それは私にあの先輩達を思い出させた。
同時期に先述のユースケも麻雀に打ち込んでおり、そちらのほうともかなりの頻度で打った。
必然的に私にも麻雀熱が再燃することとなる。

そのころの私の技術はそれなりに上がっていた。
練習していたハンゲームでは上流レベルまでいっており、ベタオリや回し打ち、符計算も(かなり怪しい部分もあったが)一応実戦でできるくらいにはなっていた。

そんな初夏のある日、メンツが集まらない時があったのである。
そんなときにユースケの口からある一言が発せられる。「フリーの店に行こう」と。

とうとう来たか…、と思った。フリー雀荘の意味は知っていた。
が、自分で探して行こうと思うほどのものでもなかったのだ。
そんなときに2人でフリーデビューができるチャンスが訪れたのだ。これは行くしかない。





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