1人麻雀がうまい人はパズルがうまい人である。
一人麻雀をやると単純に牌効率の勝負になる。いかに効率よく高い手を作るか、早い手を作るかだけが勝負になる。
これは麻雀牌を使ったパズルと言える。
2人麻雀がうまい人は強い格闘家である。
2人の勝負になるとひたすら牌効率を競う麻雀だけでは勝てなくなってしまう。遠い手からまっすぐ上がりを目指したらアガられてしまうからだ。つまり、相手の攻撃を防御する「守り」の要素が重要になる。
相手の勝負所でいかに守れるか、こっちの勝負所でいかに攻めれるかが勝負を分ける。
これは格闘技と似ている。
4人麻雀がうまい人は強い戦国武将である。
さて、今度は相手が3人に増えた。前の2つより防御の比重が増すことは感覚的にわかると思う。
強い格闘家でも3人まとめて相手なら太刀打ちできない。
戦乱の世では3人の武将の中でうまく立ち回ることが要求される。
例えば、自分が3位狙いのラスで、トップと3位が攻め合っていたらおとなしく傍観するのが賢い。他の2人がおとなしくしていれば50%くらいの確率でどちらかが転落してくるからだ。
トップが降りていたら、自分は攻め気を失ってはいけない。自分がテンパイできればテンパイ者の安全パイ闇待ちで、トップ目を打ち取るチャンスとなる。
ラス目が染め手をしていたら、3位の自分も多少遠くても染め手を検討してみる。ラス目と違う色で染めれば上位2人は非常に打ちづらくなる。
等々…。
ご存知のとおり、三国時代に自分自身が最強の格闘家であった呂布は、結局政治力・知力で勝る曹操たちに敗れた。
4人麻雀で呂布のように立ち回ってはいけない。戦国の世は己の強さだけでは勝ち残れないのだ。
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