上達方法(守備)

守備の基本

守備の基本はベタオリ

守備の基本はベタオリだ。

相手のテンパイ可能性が高いと感じたら、自分の手がテンパイしていない限りベタオリを検討すること。

ただし、点数状況によって、自分が下位の場合には、多少放銃リスクが高くても手をすすめることを優先することもある。

このような場合はどこまで押すかを常に考えながら打つことが重要だ。 状況は一巡毎に変化する。「この局は全ツ!」とか決め付けるのではなく、他家のドラポンや染め手のテンパイが濃厚になった時点で降りるというように柔軟な考え方が必要だ。


他家の攻めを想定して共通安牌を残す

攻めと比べて守備は退屈なのでついつい適当になりがちだ。

安牌がいくつかあれば適当な順番で切っている人が実に多い。

とつげき東北氏の研究によれば、1局あたりに攻めに参加するのは平均して2人であり、自分が降りているからといって全員降りていると錯覚してしまうのは危険だ。

安牌がたくさんあっても、なるべく共通安牌を残して降りるように徹底することが重要で、成績を大きく向上させる大事なポイントなので覚えておいて欲しい。



守備の事前準備で上級レベル雀士と一歩差をつけよ。

最上級のレベルを目指すのであれば、他家に攻められる前に守備を考えていく必要がある。

麻雀は4回に一回もあがれないゲームだ。

ところが多くの雀士はもっともっとあがりたいと考えていて、毎局毎局全力で上がりに向かっている。

平均的な雀士になると、相手の攻めがあれば降りることができるが、それでも直前までは全力で攻めているのでどうしても安牌が不足する状況になる。

比較的安全な牌を切ってしのごうとするが、どうしても振り込む回数は増える。

最上級クラスの雀士の中には放銃率を11%程度に抑えている猛者もいるが、これは毎局参加の麻雀スタイルでは絶対に達成不可能だ。

彼らの守備力の秘密は見切りの速さにある。実際に観戦や牌譜をみればわかるが、彼らは手が悪いとき、点差でリードしているときの守備の準備が本当に早い。

これは誰にでもできるように見えて以外と難しい。

攻められてもいないのに守るというのは、まだはっきりしていない状況に対する対処であり、確かな読みや判断と決断力を要するからだ。

超上級者の守備に関しては(ニコニコ生放送「魔神の天鳳理論」)や、もう天鳳しか見えないが参考になる。



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