麻雀牌の種類
麻雀では牌(パイorハイ)というブロックのような道具を使う。
牌は大きく分けて4種類ある。
【萬子(マン-ズ)】
【筒子(ピン-ズ)】
【索子(ソウ-ズ)】
この3種類は、1〜9の牌があり、次に出てくる字牌との対比で「数牌(カズ-パイ)」と呼ばれる。
この中で、1と9は老頭牌(ロウトウ-ハイ)、2〜8は断?九牌(タンヤオ-ハイ)or中張牌(チュン-チャン-パイ)
と呼ばれる。
【字牌(ジ-ハイ)】
字牌7種類のうち、の4種類は「風牌(カゼ-パイ)」、
の3種類は「三元牌(サン-ゲン-パイ)」と呼ばれる。
風牌は場風か自風に一致しているものだけが役になるが、三元牌はいつでも役になるためプレイヤー4人全員にとって価値が高い。
また、字牌と老頭牌を合わせて幺九牌(ヤオ-チュー-ハイ)と呼ばれる。
麻雀の役は大きく分けて、「完成しずらいけれども打点が高い幺九牌系」と、「完成しやすいけれども打点が安いタンヤオ牌系」とがあり、役をスムーズに覚えるためにこの区別は必ず押さえておく必要がある。
麻雀牌ごとの特徴
麻雀牌はその性質によりグループ分けされることを説明した。
次に麻雀牌ごとの特徴について説明する。
【タンヤオ牌】(使いやすさ:高、スピード:高、打点:※低、守備力:低)
現代麻雀の主役はタンヤオ牌である。
タンヤオ牌はなんといっても使いやすいのが特徴だ。
タンヤオ牌が使いやすい理由は2つある。
一つ目の理由はタンヤオ牌の割合が多いことだ。
タンヤオ牌の種類は2〜8の7つが3種類あるので全21種類、従って全体の21/34=61%を占めていることになる。
二つ目の理由は、順子(シュン-ツ)が作りやすいことだ。
順子とは、
のように、階段状になった3つのブロックのことで、このブロックが19と比べて2〜8(特に3〜7)のほうが完成しやすい。
1が順子になるためには2と3を引かなければならないが、3が順子になるためには12と引いてもよいし、45と引いてもよく、24と引いてもよいからである。
タンヤオそのものは打点は低いが、使いやすさが抜群なのでリーチや平和を付けて打点を補えるのであまり気にならない。
【字牌】(使いやすさ:低、スピード:中、打点:高、守備力:高)
守備や打点の面で重要な働きをするのが字牌である。
タンヤオ系の役はスピードはあるが、打点はそれほどでもないことが多い。
一方で、字牌は使いにくく、あがるのは難しいが、いざあがったときの点数が高く、ここぞというときの一発長打が狙える。
一応、安くはなるがポンして速攻を狙うことも可能だ。
また、守備に回ったときの防御力も魅力的だ。
他のプレイヤーは基本的にタンヤオ牌を中心に集めるので、字牌が待ちになりにくく、危険度が低くなるからである。
【19牌】(使いやすさ:中、スピード:低、打点:中、守備力:中)
攻撃にも守備にも中途半端で使いにくい19牌。2〜8牌にくっついて順子になるのが主な役割。
19は2〜8より使いにくいため、守備力はタンヤオ牌より多少はマシという程度。
単体の19は字牌より劣るため、多くの場合役牌よりも先に捨てられる。
逆に、テンパイ時の待ちになればあがりやすい狙い目の牌とも言える。
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