麻雀で稼ぐには
■麻雀で稼ぐとは"トータル収支"をプラスにすること
"麻雀で稼ぐ"というのは、場代、トップ賞、風速、ビンタ、副賞などを含めてトータルの金銭収支がプラスの状態のことを指す。
これは単純だが非常に大事なことだ。
仮に麻雀がとてつもなく強くなり、どんな相手にも勝ち越すとしよう。
どこの雀荘でも単純に麻雀で勝つことなら朝飯前だ。ところがそれだけでこの人が"麻雀で稼ぐ"ことができる可能性はかなり低い。
麻雀で稼ぐことは可能か
■平均的な点5の雀荘の場合
全国の平均的な点5、ウマ5,10の雀荘は場代は1Gあたり400円程度である。
この条件で勝ち越すにはどれくらいの勝率が必要となるか簡単に試算してみよう。
【条件】それぞれの順位毎の平均的な収支を次のように仮定する。
終了時の持ち点・ウマオカ計算した得失点・金銭換算額
1位→35000点・+35・+1750円
2位→30000点・+ 5・+ 250円
3位→20000点・+15・ー 750円
4位→15000点・+25・ー1250円
相当強い人でも雀荘での1位率は30%程度なので、1位率は30%としておこう。
相当強い人でも連対(1位+2位)率は6割に満たないので、2位率も30%としておく。
残りも相当強い人だとして、3位率を20%、4位率を20%としておこう。
平均順位2.30とこれ以上ないくらいの優秀な成績である。ではこの成績でどれくらいの収支となるのか。
(1750円×30G+250円×30Gー750円×20Gー1250円×20G)÷100G
=(52500円+7500円ー15000円ー25000円)÷100G
=200円/Gとなる。
場代が1Gあたり400円なので、トータルで1Gあたり200円の赤字だ。
100回打てば2万円、1000回打てば20万円の赤字だ。
■平均的な点10の雀荘の場合
次に、レートが倍の点10で、ウマが1・2、場代は1Gあたり600円という某全国チェーン店条件で勝ち越すにはどれくらいの勝率が必要となるか試算してみよう。
(ただしトップ賞考慮しない。)雀士の強さは相当強いものとして先ほどの場合と同じ勝率で計算する。
【条件】それぞれの順位毎の平均的な収支を次のように仮定する。
終了時の持ち点・ウマオカ計算した得失点・金銭換算額
1位→35000点・+45・+4500円
2位→30000点・+10・+1000円
3位→20000点・ー20・ー2000円
4位→15000点・ー35・ー3500円
(4500円×30G+1000円×30Gー2000円×20Gー3000円×20G)÷100G
=(135000円+30000円ー40000円ー60000円)÷100G
=650円/Gとなる。
場代が1Gあたり600円なので、トータルで1Gあたり50円の黒字だ。
100回打てば5千円、1000回打てば5万円の黒字だ。
時給に換算すれば3Gで2時間かかるものとすれば時給75円となる。
麻雀で稼ぐためにはさらにワンポイント必要。
■麻雀で負けないのは強ければ十分可能
一般的な点10の雀荘で、平均順位2.3程度を出せる人なら"負けない"ことは実現可能であることがわかった。
しかし、時給75円では、それで生活するのは100%無理だし、小遣いとしても十分な額ではないだろう。
どうせやるなら麻雀で時給1000円くらいは稼げないかと考えるのが自然だろう。
そこで、麻雀上達以外のポイントでも工夫が必要となる。
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